無料でインターネットが使えます。
小社アパートには無料でインターネットをするためにLANが設備されています。
プロバイダーから与えられたIPアドレスをDHCPによって付与されたアドレスに分けて使っています。
そのために用いる機器がブロードバンドルーター(broadband router)と呼ばれています。(小社の使っているルーター)
しかし、インターネットがつながらないこともあります。
つながらない理由と解決方法を述べます。
アパートではふたつの別々のプロバイダーよりIPアドレスがひとつずつ与えられています。
別々の回線にひとつずつのブロードバンドルーターを接続しています。(ふたつの独立したLAN設備がある模式図)
ブロードバンドルーターは、DHCPを有効にしていますのでルーターに接続されたPCにローカルアドレスが与えられます。LANケーブルで各お部屋のPCに接続されます。小社の使用するブロードバンドルーターにはLAN側のポート(差し込み)が4カ所しかありませんので、もっと多くのPCに接続するためにはスイッチングハブ(単にハブと呼んでいます)でLANを分けます。
物理的には上述のようですが実際には、ルーターはパケットと呼ばれる情報の固まりにしてそれにIPアドレスの荷札をつけて送ります。ハブは荷札のIPアドレスに従って所定のPCに届けます。
双方向ですのでPCからも送られます。PCから送られた情報パケットはルーターに到着すると相手先のIPアドレスとPCを特定する特別の荷札をつけてWWWに送りだします。
LANは上述のように構成されています。しかし下記に述べる種々の理由によりLANがつながらないことが起きます。
小社の使用するルーターは大容量に適応しております。またルーターのCPUなどの容量もその都度表示可能です。それを見た限りでは最近はありません。
ルーターの上流側が大幅に改善されたこともありそのような結果になっていると思います。
対処:
この様な状態の時には電源を切り再起動します。
誤って電源が失われるとすべてのインターネットが不通となります。
対処:
電源の復旧
落雷の直撃を受けなくても誘導雷による異常な電流によりハブおよびルーターが故障したことがあります。
雷により二度被害を受けましたのでいまは誘導雷による被害を防止する機器を取り付けています。
対処:
故障したハブ・ルーターの交換 避雷器と取り付け
最近多い障害です。
この障害はつながる時とつながらない時があり一部のPCだけが被害を受けることがあります。
問題の新しくルーターをつないだ持ち主のPCはつながるためその自覚がありません。
対処:
小社のルーターを切り離し1本ずつIPアドレスを検査して問題のLANケーブルを見つけ出し切り放す。
ルーターに小社LANを差し込む時はWAN側に
故障する原因はわかりませんがハブ全体またはポート単体が使用不能になります。
対処:
リンクランプ等を参考にして故障箇所を探し出しハブ全体を交換するか問題のカ所のポートのみを使用しないようにします。
LANケーブルが物理的に切れたりすると
使用できなくなります。
対処:テスターでLANケーブルを検査して問題があれば新しいものと交換します。
LANの端部コネクタとの接続部位が故障することは比較的多いです。
抜き差しする時ケーブルを持って引き抜くのかもしれません。
対処:
テスターで検査して問題があれば新しいコネクタにつけ替える。
LANコネクタの取り付け方
PCを使ってLANが正常な時疑われるのはPCのLAN接続口に異常があることが多いのです。
対処:
USBでつなぐLANをPCに取り付けます。
LANケーブルで繋がった範囲にループがあるとパケットがループを無限に回って繋がらなくなる障害が起きます。こんな状態になったハブはリンクランプが一斉に点滅が起きてインターネットは繋がらなくなります。
それどころか同じLANケーブル内の機器とも繋がらないし、平素は普通に繋がるルーターとも繋がらなくなります。
写真はループ検知付のハブです。ループがあるとLEDで知らしてくれます。写真のものは赤い部分が検知用LEDです。
ループ検知付のハブ
理由がわからない事象は以前は多かったですが最近は少ないです。
対処:
ルーター再起動します。
原因はわかりませんがつながります。
いずれの原因でも必ず復旧しています。
現在もLANは健在です。
誘導雷には避雷器を使っています。誘導雷程度の異常電流を防ぐもので
サージ吸収素子(バリスタ)と言う半導体が付いています。
異常電流が流れると問題のない方向に電気を流します。
避雷器の原理についてはここをご覧下さい。
雷が近くに落ちて地表から電気が流れる現象ー誘導雷ーが起きると電源を遮断します。
異常電流をシャットアウトです。
雷の直撃は守れません。