防音室には必需品の換気装置ですが普通に換気すると音が漏れてしまいます。
換気と防音を両立するためには防音設備が必要です。
換気のための防音設備が防音チャンバーです。
防音チャンバーの性能はチャンバーの大きさ・内室の吸音性・防音チャンバー内の部屋の数に左右されます。
防音チャンバーの性能を上げるためには大きく作ることが必須です。
場所があれば大きさが自由になる外付けが適切です。
2重壁に貫通するように穴を穿ちます。
長い錐を使います。
その穴に合わせて裏と表からホールソーで穴を穿ちます。
貫通するようにビニルパイプを通す
部屋内は壁面と同面でシールします。
外部は少し出るようにシールする。
外付けのチャンバーの骨組みを作ります。
なるべく大きい方が空気の流れもよく防音効果は大きいです。
防音チャンバーはふたつに仕切ると効果が大きくなります。
仕切りには
石膏ボードを用いています。
骨組み部分を欠き取ります。
貫通穴も穿ちます。
骨組みにボンドを付けてます。
防音材は骨組みにしっかり付くことが必要です。
ネジで留め付けます。
外に取り付けるためにシールを塗っています。
取付ネジも前もって付けています。
所定の場所に取り付けます。
外部に接着材を付けて石膏ボードで覆います。
貫通孔にパイプを取り付けます。
防音チャンバーの内部はすべて吸音材で覆います。
パイプの先にエルボを取り付けます。
写真の様になるべく音が遠回りするように配置します。
もちろん手前側も必ず吸音材で覆って下さい。
接着剤を付けて蓋をします。
その際に穴を穿つところに目印を付けておく必要があります。
二枚目は耐水石膏ボードを張ります。
ホールソーで穴を穿ちます。
ホールソー(holesaw)穴を穿つためのノコギリです。
鋸歯のある円筒状のものと真ん中の芯の錐で出来ています。
錐が位置を決めて周囲の鋸で切断していきます。
写真のものは70mm用です。
穴を穿ちます。
下の防音チャンバーには
100φの換気扇を取り付ける予定ですので
大きな穴を開けています。
防水紙を貼ります。
穴を開けておきます。