防音室 究極のアパートの防音はこの防音室の作り方で作って貸しております。
フレッチャー・マンソンの等ラウンドネス曲線(とう らうんどねす きょくせん)とは 人の耳の聞こえる感覚上の音圧レベルを グラフにしたのが 等ラウンドネス曲線です。
等ラウンドネス曲線は英語ではEqual-loudness contours と言います。
Equal:等しい
loudness:音圧
contours:等高線
人間の耳は音圧と比例して聞こえるわけではありません。
周波数によって 聞こえる音圧が違うので 1000Hzを基準にしています。
1000Hzの音圧と感覚上同じようになる 各周波数の音圧を測定していき それをグラフにしたのが等ラウンドネス曲線です。
音圧は マイクを使って 電気的に その絶対値を 測定できます。
人間に聞こえる音の 限界値・しきい値を 0dBとして基準とします。
グラフから分かるように 低音側は高い音圧で同じように聞こえます。
言い換えれば 低音側は耳では聞こえにくいことが分かります。
例えば 女性の方の声は100ル0Hz程度の高さで ひそひそ話しの声の音圧レベ40dBです。
コントラバスの音の 低い音は 40Hz程度なので 40dBと同じ大きさに聞こえるのは グラフから80dBと読み取れます。
40dBも違うのです。
40dBといえば 音圧では100倍違います。
エネルギーレベルでは10000倍違うのです。
こんなに違うと 低音は 耳で聞こえると言うよりも 床や窓・ものが揺れるので 分かる場合も多いのです。
一方高音域では 3000Hz付近が一番良く聞こえる音域で それ以上は 徐々に聞こえにくくなります。