ロフトは暑くないことを証明します。
ロフトが暑いとおっしゃる方は多いと思います。
実際ロフトは暑いです。
洗濯物が夏でしたら半時間で乾くくらいです。
そのくらい暑いですが
夏暑いのはロフトだけでしょうか。
なぜ、エアコン使わないんですか。
ロフトが暑いのは
暑い空気は冷たい空気より軽いので 上にのぼります。
そのため 上にあるロフトに 暑い空気が充満して暑くなるのです。
輻射熱は熱いものから発せられる電磁波です。空気を媒介することなしに
直接人体にやって来ます。
輻射熱は拡散しますので距離に比例して少なくなります。
屋根に近いロフトは輻射熱も大きくなります。
小社アパートでは 屋根からの輻射熱を 低減するため 遮熱塗料を屋根に全面塗っております。
しかし夏 日本で涼しいところは あるでしょうか。
特にロフトに限らず 大阪の夏はどこでも暑いです。
(大阪の真夏の8月の最高気温の平均は33.4℃です。)
東大寺大仏殿のような 大きな建物でしたら 夏でも 涼しいとは思いますが 普通のお部屋なら 暑いです。
(東大寺大仏殿は輻射熱が届かないくらい大きく床が石でできていて熱容量が大きいため外気温によって室内温度の上がり方が緩やかなためと思われいます。)
皆様方は夏になれば ロフトでなくても エアコンを使っていることと思います。 近年は 地球温暖化と言われて 熱中症予防のために エアコンの使用を勧めています。
以上のことから ロフトでも エアコンを使うことが前提です。
さて エアコンを使うと 涼しくなるかどうかが問題になります。
夏暑い時に ロフト付きアパートで 実験してみました。
ロフトでは 輻射熱が問題となりますので 気温・輻射熱・湿度を考慮した
WBGT(暑熱指数)で測定しました。
結果は 1時間過ぎると WBGT21℃となって 充分に快適に暮らせる温度になります。
実験に使ったお部屋は小社ロフトです。
明るく高く広く上りやすいロフト付きアパートです。
ロフトとお部屋の間が大きく空いているために
得られた結果であると考えられます。
低くて狭いロフトの場合は
そのような結果が出ない場合がありますのでご考慮下さい。
また以前実験した時よりも
エアコンの能力が飛躍的に改善されていて
冷却力が向上し、電気代が低減されています。
ロフトの実験1
また電気代についても 違う日に実験しています。
丸一日エアコンを使って 125円から141円です。
1ヶ月ズーッと使い続けると 約5,000円程度です。
このお金が 必要ですが ロフトは暑くないです。
ロフトの実験2