窓には網戸が必要なように天窓にも網戸が必要です。
網戸があれば夏の夜も開けておくことができて気温にもよりますが換気によって涼を取ることも可能です。
天窓に網戸を自作して取り付けました。網戸はシェードにも使えます。
天窓の網戸の取り付けを順番に書きます。
- 取付前
取付前の状態です。天窓は横軸回転のものです。
- 取付網戸と工具
網戸は天窓の大きさに合わせて作ってあります。
丁番とラッチも取り付けています。
凹んでいる方が上側になるようにするとカーテンの役目をするシェードを置くこともできます。
工具は電動ドリルとネジです。 - 網戸を取り付けたところ
網戸の丁番側はバーに取り付けてあります。
取付面の天井面は丁番を堅固に取り付けるのには不向きであるため取付用フラットバーを取り付けています。
- ラッチ側辺りの取付
ラッチ側の当たり側はアルミチャネルを使っています。
天井面に堅固に取り付けるためにアルミチャネルを使っています。
- 網戸の使い方
網戸を開いて天窓開きます。網戸が当たらないほどに開きます。
- 網戸を閉めます。
網戸を閉めてラッチを閉める換気もできて快適です。
- 寒冷紗を網戸の上に置くと風も通ってある程度の遮光もできます。
寒冷紗とは温室や作物の遮光をするための目の粗い布状のものです。
布で遮光した例
遮光前
枠に布をダブルクリップで取付
遮光後
ロフトの天窓は
網戸付き で作っています。
電動でない天窓用の網戸を作ってみます。
天窓の大きさの測定
取り付ける天窓の大きさを測らなければなりません。
W・Hとも左右中央上下中央3箇所測定する。1cm以内なら最大値を採用します。
製作する網戸は天窓の測定で計った高さ・幅の寸法を元に次の値を採用する。
天窓の網戸の高さの寸法=H+3cm
天窓の網戸の横幅の寸法=W+4cm
網戸本体を組み立て網戸を使います。
川口技研の「OK組立アミド」を使います。
枠を所定の長さに切断します。小社ではチップソー付スライド鋸で切断しております。
組み立て網戸の角を取り付けます。
四方角部材を嵌め込みます。
枠の出来上がりです
網を取り付けます。まず隅に網押さえゴムを取付その横の隅に同じように網押さえゴムを引っ張るように取り付けます。
途中の網押さえゴムを飛び飛びで固定します
ローラーで網押さえゴムを押さえて詰めます
対辺に網を引っ張りながら網押さえゴムを押し込んでいきます。
4辺押し込めたらナイフで余分な部分を切りとります。
網戸部分の完成
天窓を開けるときには網戸自体は開けられなければなりません。
網戸を開閉するための取付用ラットバーとラッチ用チャネルを加工します。
網戸の横寸法に合わせてフラットバー・ラッチ用チャネルを切断します。
取付用丁番とラッチです。
フラットバーに丁番を仮止めします。
穴をあけてネジ立てします。
小ネジを取り付けます。
丁番をを網戸側に取り付けます。
フラットバーと丁番・網戸の関係は写真の様にします。
網戸は下が網側にするとシェードを置くこともできて便利です。
ラッチを網戸に取り付けます。
写真の様にラッチを取り付けます
網戸の下側です。
出来上がり