互い違い階段のご注文は
互い違い階段をご覧下さい。
「互い違い階段」は登録商標・意匠登録済みです。
互い違い階段が上りやすい理由は、ひと言で言えば
普通は段には片足しか載せないので
「右足と左足がのせるところだけを用意している」ところです。
不要な段を取りのぞくことによって階段の所要スペースを短くしています。
右足用と左足用に分けることによって「踏面の狭さ」を解決します。
人は右足または左足から上りはじめます。
多くは右足から上りはじめますので右足始まりの互い違い階段について説明します。
1段目は右足をのせるところのみが必要です。同じように2段目は左 3段目は右です。
即ちこの様な階段なら右側には1段目3段目5段目を左側に2段目4段目を配することになります。 踏面26cm蹴上げ20cmの普通の階段なら階段の右側は20cm上がったところに26cmの1段目の踏面さらに40cm上がったところに26cmの3段目の踏面があります。
一方左側には40cm上がったところに26cmの2段目の踏面さらに40cm上がったところに26cmの4段目の踏面があります。右の段と左の段は順番になくてはなりませんので左の段と右の段は踏面の半分13cmだけずれていることが必要です。
この様に考えて互い違い階段が完成しました。
実際には互い違い階段の標準的な寸法は踏面27cm蹴上げ20cmから25cmが上りやすいです。
普通の階段に比べると急になりますが使いやすさを研究して求められた寸法です。
互い違い階段なら大きな荷物でも持って上がれます
小さなものから大きなもの重たいものまで持って上がれます。
片手で持てるものなら相当重くて安全に持ち運びできます。
急な階段はこんなに危ない
段が足の大きさ分なければ階段に足を全部乗せることはできません。
少なくとも足の親指の付け根のところが段の上にないと足運びはできません。
そのために段が狭い場合は足を斜めにおいてそれを補います。
斜めにする度合いは使う階段によって違うので上るときには
よほどの注意が必要です。
右専用左専用にすればこんなに広くなります
上のような踏面に足の全体を乗せることができないような階段でも右専用左専用にすれば踏面は2倍になります。十分に足を乗せることができる幅になります。
互い違い階段は各段に右足をのせるところと左足を乗せるところに分けています。
分けたことによって狭い階段の問題を解決できるのです。
足のすべてを段に乗せて安全に上り下りできます。
互い違い階段を使い始めたときに違和感を生じますがすぐに慣れます
互い違い階段を使い始めたときの最大の問題は「フワフワ」した感じがすることです。このフワフワした感じは何度か上り下りすると慣れます。普通は3回程度で慣れます。
止まっているエスカレーターを上るときの違和感が互い違い階段にもあります。
階段上り下りの時に階段についてよく考えて皆様は上っておられるでしょうか。
普通同じ動作を繰り返すときにはルーチンとして覚えております。
しかしルーチンと違ったときには大きな違和感を覚えます。
階段について分かり易い例を挙げれば止まっているエスカレーターに歩いて上ろうとしたとき
大きな違和感を抱くことでしょう。
上の方へ動いているエスカレーターはその段を認識したときの高さより実際に足を下ろすときには少し上がった状態にあります。
それをルーチンとして覚えている人間は上がっているものとして歩きます。
しかし平素は動いているエスカレーターのルーチンを覚えている人間が止まっているエスカレーターを上ろうとするときは上がっているというルーチンが正しい歩行を邪魔します。
止まっているエスカレーターを上ろうとすると段が上がっていなくて宙を踏むようになってしまうのです。
それがエスカレーターの違和感です。
慣れれば互い違い階段もスイ-スイ
上の例に挙げたように互い違い階段も普通の階段ではないので階段としてのルーチンが互い違い階段を上るときにも働きます。
普通の階段は一段で一段分進みます。
互い違い階段は一段で半段分しか進みません。
そのために大きな違和感を感じます。
しかし数回上り下りすると互い違い階段についての新しいルーチンが出来あがります。
はじめは気を付けて上り始めて下さい。そうすれば何度か上り下りすると互い違い階段にすぐに慣れます。